7話の話をしようじゃないか(前編)

※『NEWSに恋して』加藤ルート7話までのネタバレを存分に含みますので、未プレイの方はまわれ右で!

 

前回のブログを書いていた時間に天地がひっくり返っていたのですが、もはや日常の一部となったにゅす恋を手放せるはずもなく粛々と加藤ルートを進め続けていた結果、今朝には2周目の8話を読み終えました。

ブログに書く前に、7話を2回通っちゃったよ!2回目はまた、1回目には無かった感想も生まれますね。

というわけで、天地の方も元どおりとはいかないまでもひとつ落ち着くことが出来たのでブログも再開しようと思います。とりあえずここはにゅす恋の話をするために始めたブログなので、そっちの話は今のところここではしない方向で。

毎度前置きが長くてすみません。では本題の方へ。

 

6話の終わりは、主人公ちゃんがシゲくんに借りていた本の続きを買いに本屋に行く道すがらシゲくんのドラマのポスターを見つけ、思わず彼に「元気?」とチャットを送るとすぐにシゲくんから電話がかかってくるという引きでした。

その電話の向こうから聞こえてきたシゲくんの咳。この咳ひとつからあんな怒涛の展開になるって、思います!?思いませんよね!?

とにかく感情が忙しい7話。ざっくりまとめながら感想を書いていきますね。

 


◆7話前半

久しぶりの電話

→咳き込むシゲくん

→断られつつも説得し、差し入れを届けにシゲくんの家へ

→道に迷う

→シゲくんから心配の電話

→シゲくん宅に到着。

→主人公ちゃんがおかゆを作ってる間にシゲくん寝てしまう

→寝顔を見ながら思わず「好きだよ」とつぶやいてしまう主人公ちゃん

→目を覚ますシゲくん

→(ぜったい聞こえてたのに聞こえてないふりして)おかゆも食べずに「せっかく作ってくれたけどちょっと寝ようかな」「送っていけなくて悪いけど、気をつけて帰って」と主人公ちゃんを突き放すシゲくん

 

内容が盛りだくさんすぎて箇条書きにしても全然ざっくりにならないな!

 

とりあえずここまでのストーリーを読んで、先に進まないのが無理でした。6話までの流れで、受け入れてもらえないことは予想していたとはいえ告白を突き放されたのが悲しくて悲しくて、このまま明日の朝までこの気持ちのまま待つの無理!無理!無理だから!!と、すぐさまチケット課金して続きを読み進めてしまうくらい無理でした…。

 

何が無理って「男の部屋」。

ね!?プレイしたひとならこのワードがどれだけの爆弾だったかおわかりですよね?ふっとびましたよね!?

シゲくんの部屋に差し入れを届けにきて「何か作ろうか?」と言う主人公ちゃんに「…あの、一応言っとくけど、あまり簡単に男の部屋に上がんないほうがいいよ」とシゲくんからの牽制… 

 

か!ら!の!

 

告白を聞かなかったことにされ、ひとりで寝室に入ろうとするシゲくんの手を思わず掴んでしまった主人公ちゃんへシゲくんが言った

「…にゅす子、あのさ、今日来たとき、俺の話きいてた?」

「ここ、一応男の部屋」

 


はーーー!!!!!?????

 

おまえ!おまえ!

「男の部屋」って、ふいうちで意識させられた主人公ちゃんに「大丈夫、別になんもしないよ。良くないこと考える男も多いから気をつけてってことだし」って、さも一般論だから自分は関係ないよみたいなていで言ったくせに!このタイミングで!急に!男を!出してくるなんて!!ずるい!!ずるすぎる!!

 

手越ルートよりも増田ルートよりも、「男女の友情」の楽しさを序盤から存分に発揮してくる加藤ルートなんですけど、だからこそ際立つのがこういう急にドキッとさせられる仕掛け。

2話プレミアストーリーの、家まで送ってくれる車の中での会話に出てきた「好きとか、男とふたりきりの時に軽々しく使わないほうがいいと思いますよ」から始まり(この会話、ノーマルストーリーでは省略されているとお友達から伺い、ショック!)、何でそんな急に「男」を意識させてくるの!?

 


シゲアキは、いっつも急!!

 


それにしても、あんなに「仕事頑張るから」って自分に言い聞かせてひとりで頑張っていたシゲくんが主人公ちゃんからのチャットに電話で返事をくれるとは。

体調が弱っているときに主人公ちゃんから届いたチャットが嬉しくてつい電話をかけちゃったのかな、とも思いますね。この時にシゲくんが風邪を引いてなければまた別のストーリーが生まれてたんじゃないかな、と。タイミングって大事ですねー。

 

「男の部屋」のくだりを書きたくて書きたくて順序が逆になっちゃったんですが、部屋に差し入れに行く行かないを電話で話している時のふたりのやりとりもめちゃくちゃ好きでした。

「来るなって言われたら行かないよ?でも、少しでもシゲくんの力になれることがあれば…」

に対してシゲアキの「その言い方、ずるくない?」

 

そう、このふたりは、どっちもずるい。

どっちも、自分の気持ちも相手の気持ちも意識的に見ないふりをしていながら、その実はお互いの気持ちが通じ合っていることを本当は知っている。だからこういう会話のやりとりが生まれるわけで。

主人公ちゃんも「来ないで」と言われるとはたぶん本当は思ってないし、シゲアキもそれがわかってるから『仕方なさそう』に「ずるくない?」なわけですよ!「ずるくない」の影に隠れているのは「(そう言われたら断れないにきまってるじゃん)」という心の声ですよ…。

このやりとりで盛り上がらせてからの「男の部屋」であり、「好きだよ」であり、「(聞かなかったことにして)ちょっと寝ようかな」なんですよー。

はー、シナリオが巧み。巧み過ぎる。天才。

 

7話は本当にシナリオの盛り上げ方もさることながら、セリフがいちいちリアルの口調っぽいので臨場感が増すこと増すこと。

「話聞いてた?」なんて、いかにもシゲアキが言いそう。

そして7話のシゲくんはほんと気持ちが揺れているので、こっちもそれに引っ張られて気持ちがあっちこっちにふられました。

 

まあ、この後の後半がさらにすごいんですけどね!

後半の方のあとチケット2枚分の感想が絶対に長くなるのでそれはまた次の記事にて。

 

にゅすこい、毎日たのしいよ!

さて、イベントフィーバータイム!あと28時間でジュエル50個たまるかな!?